断食|ファスティング初心者さんはなぜ好転反応の症状に苦しむのか?

こんにちは!管理栄養士の村山です。

今日は、ファスティングの好転反応について解説したいと思います。

ファスティングが手軽にできるようになった今だからこそ、間違ったファスティング方法では、ダイエット・体質改善を叶えるどころか、リバウンド、健康被害、そして断食中は好転反応に苦しんで、辛いファスティングを経験している方が多くいます。

実は、ファスティング初心者さんほど、好転反応に苦しみ、対処方法が分からずにいます。

例えば、私のところにお越し下さる方には、ファスティングが始めてではなく、過去に自分でチャレンジした方もいます。

そして、吐き気がひどくて辛いファスティングを経験していたり、頭が痛すぎてファスティング中何もできなくなったりと、ファスティング中の体調の変化や不安を感じて断念しているのです。

好転反応はデトックスが進んでいる証・・・。と言われていたりしますが、ただの準備不足だったり、対処方法を間違えている等の知識不足が起こしている場合が多いです。

では早速、好転反応について解説をしながら、対処方法についても紹介していきます。

できる限り、好転反応が少なく、楽にファスティングをしていただきたいと思います。

なぜファスティングで好転反応は起きるの?

ファスティング(断食)をするとエネルギー源が枯渇し、体脂肪を分解してエネルギーを作り出すタイミングがきます。

普段は食事から糖質を摂り、糖エネルギーが主役となっていますが、ファスティングドリンクからの糖質だけではエネルギーが枯渇するため、貯蔵エネルギーの体脂肪からエネルギーを作り出します。

その際に、ケトン体といって副産物が発生します。

この糖エネルギーからケトン体エネルギーに変わるタイミングで好転反応が強く出ると言われています。

ケトン体の発生が落ち着くと症状も落ち着きますし、ケトン体の血中濃度が高いと症状がきつく出るので、水分補給を好転反応があるなしに関わらず、ファスティング中はしっかり行う必要があります。

体脂肪が分解されるということは、脂肪細胞が壊され、脂肪細胞に溜まった毒素も血液中に出てきます。

そして、それらの物は尿や便として排泄されるので、ファスティングではいかに尿や便を出していくかも重要ですね。

水だけ断食だと好転反応が辛い・・・

ファスティング専用ドリンクを使用してファスティングをすれば、最低限のエネルギー源、糖質が入ってきますが、水だけ断食だと全くエネルギー源を補給することができないので、体脂肪の分解が一気に起こり、好転反応も強く出ます。

ドリンクからの糖質をエネルギーにしながら行うファスティングは水だけ断食とは違い、身体に負担をかけ過ぎず徐々に脂肪燃焼、ケトン体体質にもっていくことができます。

つまり、水だけ断食だと、身体への刺激が一気にかかるので処理しきれず、好転反応も強く出ることになるのです。

なので、好転反応に苦しまないためにも、まずは水だけ断食はオススメしません!

これは身体に負担をかけ過ぎないことにも繋がり、安全にファスティングをする第一歩です。

頭痛や吐き気、好転反応の症状にはどんなものがあるの?

頭痛や吐き気、吹き出物やめまい、倦怠感や眠気といった症状が多いです。

例えば、頭痛一つとっても、好転反応だけではなく、カフェインの離脱症状もあり得ます。

低血糖の状態でも、頭痛やめまい、吐き気が起こります。

なので、糖エネルギーからケトン体エネルギーに変わるタイミングで出る好転反応だけではなく、様々な状況を考慮して対処していくことは必要になります。

くれぐれも、頭痛がしてめまいでクラクラ、吐き気がひどいのに、「デトックスが進んでいるーーー証拠!」なんて思って喜ばないでくださいね。

あまりに症状がきつい場合は、ファスティングを中止する勇気も必要です。

好転反応が出た時はどうすればいいの?

休息を取る

エネルギーが枯渇して体脂肪を分解、エネルギーとするまでの間は、『省エネモード』に身体が入り、眠気やだるさを感じることがあります。

まずは、ゆっくり休むことができるのであれば、休息を取ることです。

水分補給をする

次に、先ほどもお話した通り、水分補給をしっかり行ってください。ケトン体の特徴は、水溶性なので血液に溶け込みます。

なので、血中濃度が高くなると好転反応が強くなるので、水分補給をしっかり行います。

目安は1.5~2Lは飲むようにしましょう。

そして、尿もしっかり出していくために、利尿作用のあるハーブティーも活用すると良いですね。

ファスティングドリンクを飲む

水だけ断食だと好転反応が強くでるだけではなく、低血糖も起こしやすいので、やはりエネルギーになる吸収のよいドリンクは必須です。

そして、ドリンクの飲み方ですが、吐き気がある場合は特に原液のままではなく、水で薄めてゆっくり飲んでください。

梅干や塩分を摂る

ケトン体は酸性物質のため、アルカリ性食品の梅干しを摂ると症状も和らぎます。

ファスティング中は、ドリンクや水からは塩分補給ができないので、頭痛などの症状があるなしに関わらず、1日1~2個の梅干しを摂りながらファスティングをするとよいですね。

準備食を長くとる

好転反応に苦しむ方の多くは、準備不足が考えられます。

いきなり断食に入ると身体の処理が追い付かず、症状がきつく出ます。

なので、ファスティング初心者さんはもちろんのこと、外食や食生活が乱れている方は準備食を長く取ることをオススメします。

準備食は何日行うと良いの?

3日間断食では、準備食を2日間設けています。

ただ私がサポートする時は、実際カウンセリングを行い、その後すぐにでもチャレンジできる準備はスタートしています。

例えば、断食に入る1週間前ぐらいからカフェインを抜くなどです。

なので、準備食2日以前に、すでにプチ準備食を行っていることになります。

そして、少しでも長く準備食を摂ったほうがファスティングが楽に行えるので、日々の食生活に合わせて、準備食の日数を決めてみてください。

では、目安をお伝えします。

準備食の日数の目安

準備食を2日間で良い人

普段から、玄米菜食の人。健康な人。

準備食3~4日間の人

間食やお肉や魚などの動物性たんぱく質も食べるけど、比較的、普段の食事を気を付けている人。健康な人。

準備食5~7日間の人

ジャンクフードや外食が多い人。

普段から暴飲暴食をしている人。

お酒をよく飲む人。

血圧が高め等、体調に不安要素のある人。

ご自身の食生活や体調に合わせて準備食の日数を決めてくださいね。

そして、普段の食生活や体調に不安がある方は、ファスティングを正しくサポートしてくださる方の元でチャレンジすると安心です。

ケトン体のおかげで空腹感を感じにくくなる

好転反応のお話をすると、ケトン体が良くないように思うかもしれませんが、エネルギーの切り替わりのタイミングも落ち着く断食3日目以降には、驚くほど空腹感を感じることなくファスティングをすることができます。

それは、ケトン体が脳のエネルギーになるだけではなく、満腹中枢も刺激するので空腹感を感じにくくなります。

それだけではなく、ファスティング中の爽快感や集中力アップ、リラックス状態になれるもの『小食モード』だからこそ感じることができます。

なので、好転反応が強く出て一気にケトン体の分泌を増やす、身体に負担のかかり過ぎるファスティングではなく、

徐々にケトン体体質にもっていくために必要な糖質やエネルギーを補いながら行うファスティングで、

好転反応に苦しむことなく、爽快感たっぷりのファスティングをしてみてくださいね。

では、今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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