こんにちは。管理栄養士の村山です。
よく、ファスティング体験者さまから、
「ファスティングは年に何回するのがオススメですか?」
「次、ファスティングをするとすれば、いつが良いですか?」
という質問をいただきます。
今日は、ファスティングをするオススメの頻度をご紹介したいと思います。
そして、効率よく計画的にファスティングをしていきましょう。
3日間ファスティングなら、年4回がオススメ
3日間ファスティングなら、年4回がオススメです。日本には四季があります。
春夏秋冬の各季節事にファスティングをされてはいかがでしょうか?
ちょうど今、冬から春に向かう季節の変わり目です。
季節の変わり目に、必ず体調を崩す方がいらっしゃいます。
冬の季節の過ごし方が悪い方は、春に花粉症の症状が強く出たり、
夏の時期に冷たい物ばかり飲んで体を冷やしていた方は、秋口に誰よりも早く風邪を引いたりします。
それは、今その時の過ごし方ではなく、ちょっと前の過ごし方や不摂生が積み重なっているのです。
それをリセットすることなく、次の季節を迎えると、季節の変わり目の不安定な時期に体調を崩すことになります。
次の季節に、今の季節の不摂生を持ち込まない!
そんな意識で年4回のファスティングをオススメします。
ファスティングの期間と頻度
ファスティングには、1日ファスティングや3日間ファスティング、もっと長いロングファスティングといったように断食をする期間があります。
断食の期間によっても頻度は変わります。
先ほど、3日間ファスティングなら年4回をオススメしましたが、他の期間でもオススメの頻度をお伝えします。
1日ファスティングなら、月に1回がオススメ
1日ファスティングとは、断食を1日間します。そこで、準備食1日と回復食1日を行うと、3日間あれば全ての日程を終えることができます。
つまり、週末を活用すれば、『金・土・日』や『土・日・月』で1日ファスティングが行えます。
3日間ファスティングのようなダイエット効果までは期待できなくても、ちょっと食べ過ぎた時に、何も手立てをしないより、この1日ファスティングを上手く活用すれば、十分、体重管理はできます。
私も、3日間ファスティングは日程上「ちょっと無理があるな~」とか、手軽に「明日すぐやってみよ!」と思う時に活用しています。
1日ファスティングでは、3日間ファスティングのような短期間で劇的な効果を感じるところまではいかないので、月に1回の頻度で行ると、続ける甲斐があります。
ロングファスティングなら、年に1回
7日間以上の断食など、ロングファスティングをするのであれば、年に1回のファスティングがオススメです。3日間ファスティングや1日ファスティングのように小まめに行えない。
そんな方には、年1回集中して、しっかりファスティングをしてみると良いでしょう。
私も、ロングファスティングは年に1回程ですが、やはりロングファスティングならではの魅力があります。
なかなか、スケジュールの確保が難しいというお声もお聞きしますが、それでもやってみる価値はありますね。
とくにファスティング時の頭の冴え具合、爽快感、集中力の高まり、幸福感は、短いファスティングよりロングのほうが体感できます。
ダイエットだけではなく、心と頭のリセット、スッキリ感は、ロングファスティングのほうが勝ります。
ファスティングを繰り返して良かったこと
ファスティングを繰り返すことで、これらの良いことを感じることができます。
●体重や体脂肪の減り始めるのが早い
●ファスティングへのハードルが下がって気楽にいつでも出来る
●自分のベスト体調を忘れない
●食生活の乱れを最小限に抑えられる
●体調の変化に気付くことができる
などです。
とくに、ファスティングを繰り返すうちに、体重と体脂肪率の減り始めるのが早くなります。

脂肪燃焼の証であるケトン体を測る『ケトンスティック』の検査を行うとよく分かります。
やり慣れている方ほど、反応が早いです!
そして、ファスティングの期間と頻度については、おおよその目安になります。
もちろん、個々の希望や、何㎏痩せたいかといった要望によって変わってきます。
短期間で結果が欲しい場合は、2カ月に1回のペースを勧めることもありますが、それはカウンセリングをしっかり行って、生理周期も考慮してプログラムを組んでいます。
それでは、まとめです。
まとめ
今日は、ファスティングは年に何回するといいの?という疑問にお答えしました。
●3日間ファスティングなら、年に4回
●1日間ファスティングなら、月に1回
●ロングファスティングなら、年に1回
で紹介しました。
ファスティングを定期的に行う時の目安にしていただけると嬉しいです。
それでも、ファスティングのタイミングに迷われる場合は、無料相談でご相談くださいね。
ベストタイミングをご提案します。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメントを残す