こんにちは。管理栄養士の村山です。
「準備食ってなんだか難しそう・・・」
「準備食のポイントがイマイチ分からない・・」
「準備食ができずに、ファスティングで失敗したことがある」
等など、準備食に不安を感じていませんか?
準備食と言うと「食べ物」に意識が向きがちですが、食べ方や時間などの簡単なポイントを意外と知らない方がいらっしゃいます。
そこでは、このブログでは、ファスティングを始める前に、 必ず知っていて欲しい準備食の5つのポイント をお伝えします。
【初心者編】ファスティング準備食の5つのポイント

①腹八分目を心がけよう
断食に向けて準備食をするうえで、まずは食事量を意識してみましょう。
これは、自宅でも外食でもご自身でコントロールできます。
まず、準備食が始まったら満腹まで食べるのをやめて、腹八分目にします。
腹八分目というと、「食べ物を残せ!ってこと?」と思うかもしれませんが、
●予め、ご飯を盛る時にいつもの8分目にする
●注文する時に、小盛にする
等、工夫すれば十分、調節可能です。
そして、断食前日の夕食は、腹六分目まで食事量を調節できれば理想的ですね!
②食事量を減らすためには、ゆっくりよく噛んで食べよう
普段から、満腹まで食べる癖がある方は、食事量を減らすことに苦戦するかもしれません。
でも、いい機会です!
この機会に、無理して食べる、物理的に満腹感を味わって満足するのは卒業してみませんか?
そこで、実践していただきたいことは、ゆっくりよく噛んで食べることです。
何より、満腹まで食べる方に共通するのが早食いで、早食いにはデメリットが多いです。
なので、満腹まで食べる、暴飲暴食が悪いのではなく、早食いが原因かもしれませんね。
ゆっくりよく噛んで食べることで、幸せホルモンの「セロトニン」が分泌され、食べ過ぎ防止になります。
つい食べ過ぎてしまう方は、まずはよく噛んで食べる!
これをするだけで、気持ちも安定し、無駄食い・ストレス食いが減るかもしれません。
準備食でも、よく噛んで食べることを実践してみてください。
③断食前夜は20時までに食事を済ませよう
食事の時間については、断食前夜は20時までに済ませましょう。
明日から断食に入るため、遅い時間の夕食は避けたいですね。
どうしても20時を越える場合は仕方ないですが、いつもより早く食べるよう心がけてみてください。
④アルコールは控えよう
準備食と言うと、食事ばかりに気を取られそうですが、飲み物にも色々とポイントがあります。
その一つがアルコールです。
ファスティングでのパフォーマンスを発揮するためにも、肝臓に負担のかけるアルコールは控えましょう。
飲み会が多い方や休肝日なく毎日飲酒する方には、少しハードルが高いかもしれません。
ですが、これからもずっとお酒を楽しむためには、休肝日含めた体のメンテナンスも大切です。
この機会に、休肝日を兼ねてファスティングにチャレンジしてみてくださいね。
きっと、朝の目覚めが良かったり、胃腸の調子が違うのを感じていただけるはずです。
⑤しっかり水分補給をしよう
アルコール以外にもファスティング中はカフェイン飲料を控えます。
その代わりに、お水をしっかり摂ります。
断食中は、脱水になりやすいので、準備食の時から意識的に水分補給を行います。
準備食期間中は1.5リットル、断食期間では2.0リットル以上飲むようにしましょう。
ファスティング時の水分補給に関しては、他のブログで詳しく解説していますので、合わせてお読みください。
合わせて読んで欲しいブログ記事
★夏はとくにご注意ください!なぜファスティングでは水分補給が大事なの?
★【脱水予防】ファスティング時におすすめする水分補給の仕方とは
★コーヒー以外もご注意!飲み物のカフェインの量はどれくらい?
★飲み物だけで過ごすファスティング中におすすめの飲み物ベスト3
まとめ
今日は、準備食における5つのポイントを紹介しました。
このポイントは、工夫すればご自身で調節できることばかりですが、意外と見落としているポイントでもあります。
●腹八分目を心がけよう
●ゆっくりよく噛んで食べよう
●断食前夜は20時までに食事を済ませよう
●アルコールは控えよう
●しっかり水分補給をしよう
この5つのポイントを意識しながら、食事の内容にも気を付けることができれば、かなり優秀です!
それでは、今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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